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訪日客受け入れに向けてまず理解するべきこと。最新中国決済情報(Alipay・WeChat Pay)。日本における普及状況と中国人の使い分けを徹底解説!

こんにちは。
中国人集客専門プロモーション会社、MARU(大阪)のブログです。

本日は訪日中国人観光客を迎えるために、対策必須な「決済方法」について解説します!
まだまだインバウンドが戻ってくる気配は無いものか・・・。
いやいや、今だからこそ、準備しておくべきことが沢山あると思います。
来年春節に訪日客が回復したとき、いち早く囲い込めるかどうかは準備にかかっていますよ。

それでは
AlipayやWeChat Payがどのように日本に受け入れられ、また、これからどのように、第三者決済と共存するのかを分析していきます。

目次
①中国人におけるAlipay,Wechat Payの普及率
②日本で第三者決済端末を導入する店が急増している理由は?
③中国人のWeChat PayとAlipayの使い分けは??

①中国人におけるAlipay,Wechat Payの普及率

まずはじめに中国人におけるAlipayやWeChat Payの普及率を見ていきましょう。
百貨店や飲食店などでAlipayやWeChat Payのロゴを見たことはありますか?

その視認性は、従来のJCB 、VISA、 MASTACARDなどクレジットカードのロゴをも凌駕しているでしょうか。

ではこの流行はいつから始まったのでしょうか?
ここ数年のことですよね。

AlipayとWeChat Payはどちらも第三者決済です。
第三者決済とは・・・?
一定の実績と信用を持つ第三者の独立機構が、銀行などの金融機関と契約を結び、取引支援サービスを行うことです。

中国では第三者決済がどれだけ影響力を持っているのか、以下の図を参考にしてください。

 

2019年、中国の第三者決済市場は226.1兆人民元=約3391.5兆円という驚異的な規模に達し、18.7%の成長率を維持しています。
第三者決済は実際に現代中国人の消費習慣を支配しています。

 

第三者決済には、オンラインショッピングとオフライン電子決済の2種類があります。
●オンラインショッピング・・・ECサイトなどで使用する決済
●オフライン電子決済・・・リアル店舗で使用する決済
のことを指します。
中国の電子決済サービスの全体の基礎を築いたのは、有名なアリババ企業です。
アリババは、オンラインショッピングの派生商品である第三者決済プラットフォームのAlipayの運営を開始しました。
しかし、時間の経過とともに、2017年第3四半期には、オフラインの総決済量がオンラインショッピングを上回り、2019年第1 四半期には、オフラインの総決済量は7兆3,805億3,000万人民元に達し、オンラインショッピングの1兆9,820億9,000万人民元の3.7倍という驚異的な数字が残されています。

中国でオフライン電子決済が流行してからまだ3年しか経っていないのに、市場は一気に開拓されています。
日本でのAlipayやWeChat Payの導入もこのブームの一つです。

②日本で第三者決済端末を導入する店が急増している理由は?

続いて、ここ数年の間に第三者決済端末を導入する日本の店が急増している理由を分析していきましょう。

●普及理由1:顧客目線・・・第三者決済>現金

1つ目の理由は、顧客が現金よりも電子決済を利用しやすいということ。
近年、中国国家外汇管理局が、1年間で10万人民元(約150万円)以上、1日で1万人民元(約15万円)以上の通貨を銀行カードで海外で引き出すことを制限し始めました。
また、通常2万元(約30万円)以上の現金を海外に持参することは本来、制限があるため、中国の多くの商売人や富裕層が利用できる現金も限りがあります。
そのため Alipay、WeChat Pay、クレジットカード決済の利用がより重要になりました。=Alipay、WeChat Payは1人あたり年間最大20万人民元(300万円)が利用可能。
また、複数の銀行カードと連携すると、もっと便利で大量の金額を使うことができ、ほとんどの高級品を買うことができます。
現在、WeChat PayやAlipayでは400種類以上のカードを結びつけることができます。
※カードにより、1回あたり、1日あたり、1ヶ月あたりの使用額に制限はあります。

例えば・・
4大銀行の場合、一回の利用制限が、
ICBC:3万人民元(約45万円)
建設銀行:1万人民元(約15万円)
中国農業銀行:3万人民元(約45万円)
中国銀行:3万人民元(約45万円)となっており、4枚のカードすべてを結び付けた場合、1回の決済額が4つの合計の10万人民元(約150万円)となります。

それに、1日の合計金額が20万人民元(約300万円)に達することもでき、月間合計で192万人民元(約2880万円)という驚異的な金額に達することもできます。(こっちはWeChatの公式サイトで発表されているものを参考にし、人により実際の支出額が異なる場合があります)。

 

2019年には、中国人の海外決済行動は34%が第三者決済です。 ちなみに、第三者決済の8割以上がWeChat PayとAlipayです。

●普及理由2:事業者目線・・・第三者決済>クレジットカード
2つ目は、クレジットカード決済と比較して、AlipayとWeChat Payの手数料が低いこと。
従来のクレジットカードは約5%の手数料ですが、AlipayとWeChat Payは約0~3%の手数料です。そのためさまざまな業者が第三者決済を導入することになります。

私がかつて働いていた高級時計店を例にあげると、AlipayとWeChat Payの手数料が1.5%だから、販売側はAlipayとWeChat Payの使用を勧めるために、多くのキャンペーンを打ち出しました。
割引の額は50,000円以上もよくあります。
また、ドラッグストアでは一定の実績までAlipayとWeChat Payの手数料が無料なので、責任者はクレジットカード決済を削除し、月々なんと約40万円の手数料を節約しました。
もちろん、クレジットカードでの支払いができなかったため、台湾、タイなど・・中国以外のお客様は逃がすこととなりましたが、中国人の消費力に賭けて、対中国だけに専念するのも、良案と言えますよね。

2020年第1四半期の調査によると、第三者決済の市場シェア率は、Alipayが半数近くの48.44%占め、WeChat Payも3分の1に達し、33.59%となっています。
つまり、第三者決済のシェアの8割はこの2社(アリババ、テンセント)が占めていると言えます。WOW!( ゚Д゚)


③中国人のWeChat PayとAlipayの使い分けは??

では、中国人はどのようにしてWeChat PayとAlipayを使い分けているのでしょうか?

今年、2020年7月まで、WeChatは中国で最も広く利用されているアプリで、約9億9000万人のアクティブユーザー数を誇っています。
一方、Alipayはアリババで最も普及しているアプリで、アクティブユーザー数は、約7億5千万人です。

どちらも中国の人口の半分以上を占めているので、WeChatとAlipayの両方を利用している人もたくさんいると考えられます。

 

実際には、2019年3月~6月の調査では、93.8%のネットユーザがどちらか一つを利用しており、そのうち約70.6%が両方を利用しているとのことでした。

 

 

見た目は似ていますが、2つのサービスはもともと別のサービスの延長なのです。
WeChat PayはもともとLINEのようなソーシャルアプリであり、徐々に電子決済の機能も追加されました。
中国人は常にWeChatが稼働している状態なので、日常生活の少額支払いで電子決済を使う場合(オフライン電子決済)、※例えば、コンビニ、飲食店、娯楽施設でのチケットの購入などは、WeChat Payの使用率が高くなっています。
またソーシャル性質をもっている共同購入の場(所謂、割り勘!)でも、50%の使用率をもっています。

下記の表、黄色の表は、オンライン決済の使用内容毎にAlipay,WechatPayの金額比率と回数比率、緑の表はオフライン決済での使用内容毎にAlipay,WechatPayの金額比率と回数比率、を表したものです。

 

オンライン決済では、AlipayがWechatより多く使用されていることが分かります。
Alipayは、現在の決済・金融システム全体の中で徐々に拡大しているアリババグループのツールで、中国最初のオンライン決済システムの一つです。
中国最大のショッピングモールサイト淘宝網がまだWeChatの利用を開放していないため、オンラインの第三者決済では、61%がAlipayを利用しており、WeChatで支払った金額の2倍以上となっています。

そして、Alipayは、淘宝網の金融属性から拡張されたプラットフォームなので、第三者決済としての発展が早く、金融商品の開発技術も豊富で、無料のセキュリティ保険の宣伝が活発に行われていたり、送金時に、より厳しいセキュリティ措置などの機能も充実しているため、安全なイメージが高いです。
そのため多くの人に信頼されて、高価な商品を購入するオンラインショッピング時に、Alipayがよく使われています。

また、現在、WeChat Payは第三者決済の全体金額の33%を占め、大額決済ではAlipayが48%のシェアを占めています。
緑の表、オフライン決済の使用内容に「海外での用途」の項目が最下段にあります。
金額の比率は、WechatPay34%、Alipay50%と、Alipayの割合が高いですが、回数の比率は、WechatPay46%、Alipay43%と少しだけですがWechatの方が高いです。
Alipayのオフライン決済の使用額は、WeChat Payの1.57倍です。
このことから、海外(日本を含み)消費では、大額決済の場合、Alipayを使い、少額決済では、WeChat Payを使うということが予測できるかもしれません。

~まとめ~

AlipayとWeChat Payを様々な角度から分析してみました。

●クレジットカードより第三者決済は、手数料が安い。
よって、クレジットカードの代わりにAlipay・Wechat Payを利用する顧客層を高める適切なキャンペーンを実施することも良いですね。

●飲食業などの場合、沢山の人に面し、また顧客は飲食中にWeChatを使用するため、その流れでWeChat Payで決済するほうがお客様の手間が省けますね。
また、その場で顧客に情報拡散してもらうためにはWeChat公式アカウントの運営をするのも、相乗効果が出て良いですね。

●ドラッグストアやスーパー、雑貨店などの場合は、AlipayとWeChat PayどちらでもOK!
どちらでもOKですが、第三者決済を進めるために、Alipay,WechatPayによるギフトクーポンなどを付与し、第三者決済の依存と消費を促進することができます。

●高級品の場合は、セキュリティ機能がより充実しているので、安全なイメージがあるAlipayをよく利用すると考えられます。

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【引用】
経済用語集 第三者決済
http://j.people.com.cn/94476/100561/100569/7438414.html
艾瑞咨询:2020年中国第三方支付行业研究报告
http://www.199it.com/archives/1031348.html
易观千帆 应用月度TOP榜
https://qianfan.analysys.cn/refine/view/rankApp/rankApp.html
益普索Ipsos重磅 | 第三季度第三方移动支付用户研究报告
https://www.ipsos.com/zh-cn/yipusuoipsoszhongbang-disanjidudisanfangyidongzhifuyonghuyanjiubaogao
2019年出境旅游行业发展现状与前景分析 日韩仍为出境游热门国家 境外消费移动支付继续渗透
https://www.qianzhan.com/analyst/detail/220/200210-7923d320.html
都说支付宝比微信好,为什么平时微信支付用的更多?
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1674133926702826710&wfr=spider&for=pc
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https://www.hotbak.net/key/%E5%BE%AE%E4%BF%A1%20%E6%94%AF%E4%BB%98%E5%AE%9D%20%E5%AE%89%E5%85%A8%E6%80%A7.html
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